もしもあだ名禁止が当たり前の世界になったら。

どもども! さぅです!

突然ですが、みんなはあだ名ってありますか?

 

自分で付ける人もいれば周りの人から勝手に付けられることもあるあだ名・・・。

僕の周りには。

 

さぅ
何そのあだ名、センスの塊じゃん! 

 

と唸ってしまいそうなあだ名の持ち主がたくさんいました。

今パッと思い浮かぶだけでもこんな人たちがいました。

 

  •  大村君 → ダイソン。
  •  梅村君 → バイソン。
  •  木村君 → タクヤ。(名前はたくやではない。)
  •  先生に怒られても全く動じない男子 → のれん。
  •  厳しいと評判の佐藤先生 → シュガーレスティーチャー佐藤。
  •  よくボーダーのTシャツを着ていた → 地層

 

うーーーん。改めて見てみても破壊力がすごい。

センスがピッカピカで腹筋が崩壊しそうになるわ・・・。

インパクト強いあだ名って強烈に記憶に残るよね~。

 

あだ名への世間の目は厳しい。

そんな感じで僕の世代は割とあだ名に親しみがあるんですけど、近ごろの小学校のスタンダードはこうらしいんですよね。

 

  •  あだ名禁止
  •  呼び捨て禁止
  •  先生も生徒も男女ともに「さん付け」

 

ま さ か の 禁 止 。

あだ名が推奨されるだけでなく、むしろ先生が積極的にあだ名を付けにいっていた学生時代を生きてきたのでこれにはびっくり。

 

こらぁー教室でチョロチョロすんな!
チョロQって呼ぶぞ!!!

 

と先生に叱られて僕の中学生時代のあだ名が「チョロQ」になったのも今ではいい思い出ですがこれを今やったら完全にアウトらしい。

調べてみると「あだ名・呼び捨て禁止」を校則に明記する学校も増えているらしくニュースタンダードになりつつある模様。

うアレかな? 学校で道徳は教える気はないのかな?

フォーマットでなんとかするんだ! という強い意志を感じるぜぇ。

 

でもまぁ、分かります。

大人の社会でもヘタなあだ名付けようもんなら即「ハラスメントだー!」って言われて場合によっては訴訟の時代だし。実際線引き難しいよね。あだ名って。

たとえ愛を込めて呼んでいたって呼ばれた側がそう感じないケースもある。

受け取り方は人それぞれだし、面倒なことになるケースもあるからいっそ禁止にした方がラクなんだろう。

 

そういえば高校時代。

隣のクラスの女子と廊下で話していたら同級生に茶化されて「プレイボーイ」略してPB(ピービ―)とあだ名を付けられました。

 

こちとら生まれてこのかたずっと童貞だぞ、なめんなよクソが!

 

と内心キレそうだったのに、そのあだ名が定着したことあったわ。

そのせいで「なんでPBなの?」って誰かに聞かれる度に。

 

さぅ
んー。ペットボトル買ってるからかな??

 

と毎回全力ですっとぼける羽目になったからね・・・。

自分から「それはねプレイボーイ由来だよっ」と言える強靭なハートないし。(そもそもそんな事実もないし。)

しかもそのあと必ず友達に「いやプレイボーイの略でしょ!」と訂正される二段仕様。

やっぱりあだ名ってよくないかもしれません。←
 

 

もしもあだ名禁止が当たり前になったら。

もし、このままこういう学校が全国的に増えて誰に対しても「さん付け」が世間の常識になるとしたら気になることあります。

それはドラマやアニメなどの登場人物も「さん付け」になるのか? ということ。

 

もしそうなったらこうなる。

 

のび太がジャイアンにやられる時。

 

「てめぇっ! のび太さん!」

 

「許してよたけしさぁぁぁぁぁん!」

 

 

こんなドラえもん見たくない・・・。

こちとらやっと大山のぶ代じゃないドラえもんに慣れたところだよ・・・。

 

他校のヤンキーが乗り込んできた時。

 

「てめぇが東高の山田さんか!?
よくもウチの加藤さんに手を出してくれたなァ!」

 

「西高の榊原さんはお前か!
文句あんのか? やってやんぞコラァァァァ!」

 

 

違和感しかねぇ。

 

でも文字にしてみて思ったんけど「さん付け」に一定の効果はある気がしてきました。

だってさん付けしながら喧嘩できる? できなくね?

頭にカーッと血が上っても、めっちゃ冷静になる気がするわ。

そんな時まで律儀に「さん付け」出来るのかは甚だ疑問だけど。

 

最後に。

 

昨今、賛否両論あるあだ名。なくなるのは正直寂しい。

僕のハンドルネームのさぅも高校でテニス部に入部した時、女子マネに。

 

左利き?
じゃあサウスポーのさぅね。

 

と、超テキトーに付けられたあだ名だし!

でも周りに呼ばれるうちに名前くらい気に入って、かれこれ15年以上愛用してるしさ。

あだ名文化、残っていってほしいなぁ・・・。

 

それではまたっ! See You Again!