妻の勇姿に惚れ直した!夫目線の立ち合い出産レポ。地獄の始まり編。

どもども! さぅです。

5月24日に息子が生まれました。

コロナで最後までどうなるか冷や冷やだったけど、運よく立ち合い出産もできました。

つまりそういうことです。

 

さぅ
ついに僕も出産レポを書く日が来た・・・!

 

ブログはじめた時はまだ妊娠発覚前だったから何だか感慨深い・・・。

というワケで今回は、夫目線から見た立ち合い出産を日記風に書いてみます。ちなみに自然分娩です。

(だぁーーっと思いつくままに書いたら長くなったので、前編・後編に分けるよ!)

 

予定日から9日目。出産前夜。

妊娠41週と2日目の夜。

予定日を過ぎても息子が出てくる気配はない。

 

エイリアンだったらどうしよう。
さぅ
うんうんそれなー・・・ごめん今なんて言った?
だって予定日から9日だよ?
それなのに何の気配もないなんてさ・・・。
この子がちゃんと人間なのか不安になってきた。
さぅ
また凄いところが不安になったね・・・。

 

先日、クリニックと相談してこの日まで陣痛が来なければ翌日から入院することになっていました。

42週を超えると赤ちゃんにも妻にも負担が増える。そうならないために陣痛促進剤を使うのだ。

息子よ、延泊もここまでだってさ。

 

出産したらしばらくお風呂入れないから今日は満喫したよ~。
さぅ
準備はバッチリだね。
じゃ、明日朝7時半に迎えに行くから。

 

エイリアンじゃなければ数日で生まれるはず。

クリニックに着いたら他のことは考えたくなかったので会社には「息子の顔を見るまで出社しません。」と宣言済み。根回しって大事。

 

あぁー。でもいよいよなんだ。10ヶ月あっという間だったなぁ。なんだかドキドキしてきたぞ。

どう考えても大変なのは妻だけどねー。どうしようまったく寝れる気がしねぇ!(小心者。)

 

と、とりあえず布団の中で目を閉じていよう。

頑張れよ、明日の僕。

 

出産当日の朝。

いつものようにアラームで目が覚めた。

寝ぼけ眼でiPhoneを見るとLINEの通知が1件。

んんん・・・誰だよ、こんな朝もはよからー。

 

 

 

 

な。な。な。

 

\ なんだってーー!!? /

 

し か も 1 時 間 以 上 前 や ん け !

光の速さで目が覚めて、若干テンパりながら妻に電話して今どんな状況なのか確認。

 

0時頃にお腹がズキズキ痛くて目が覚めたんだけどトイレ行ったらおしるしがあってー。
さぅ
あぁ、あの出産が近づいてきたサインだっていう出血のことね。
そしたら10分間隔で痛むようになってきて。
でも朝にはクリニック行く予定だったし様子見てたんだ。
でも明け方にいよいよ我慢できないくらい痛くて・・・。
クリニックに電話したら来てもいいって言うから、親に病院送ってもらったんだー。

 

ひ、ひとりで5時間以上も様子見てたの!??

メンタル鬼か?

 

とにかくまだらしい。よかったよかった。

「生まれる時、気づかず寝てました☆」なんてことになったら一生後悔するところだわ。

 

さぅ
とにかくすぐにクリニックに向かうから!
とりあえずまだまだだと思うから朝ごはん食べて用意して病院きて!

 

そ、そう?

なんだか僕よりよっぽど落ち着いてやがる。

まぁ初産は時間かかるって誰かが言っていた気がするし病院もすぐ近くだ。まだ大丈夫か?

 

急いでグラノーラをかっこむ。

今思い返すときちんと食べておいてよかったです。妻を支える夫にも体力と根気はいりますからね。

食べられる時間的余裕があるなら、しっかり食べて力つけておいた方がベターだと思います!

 

よし、準備OK。

 

ーーーいざ行かん、戦場へ。

 

 

いきなりクライマックス? 分娩処置室へと向かう。

 

7時過ぎ。クリニックに到着。

まだ診療時間外なので夜間通用口から入りました。

思えばコロナ禍でクリニックに入るのもまだ2度目。

コロナ野郎マジで処ッ!

 

お待ちしてましたよ。
奥様がお待ちの部屋はこちらです~。

 

あー、はいはい。知ってますよ。出産直前までの待機部屋があるんですよね?

出産直前に移動するのが大変なんでしょ?

進研ゼミ(出産レポ)で習ったから知ってる・・・。

 

 

んんん・・?

 

 

さぅ
ぶ、分娩処置室?

 

隣の分娩処置室からは「オギャア、ンギャァ」と赤ちゃんの泣き声が聞こえる。

え・・・? まさかもう生まれるの?

 

立ち合いスタート。

仮にも分娩処置室だし手術着を装備するのかな~と思ったけどエプロンすらなし。

普段着のまま部屋に通されました。

ゆるっ! こんな装備で大丈夫か?

 

扉を開くと妻が分娩台に座っていました。

 

 

 

・・・座禅???

どうやら色々とラクな体勢を試した結果これが一番だったらしい。真剣そのものの妻には悪いけどごめんちょっと面白い。

 

陣痛はまだ会話できるレベルの痛さ。

妻も待機部屋に寄ることもなく、クリニックに着いたら分娩処置室に直行だったとのこと。

普段からこの待遇なのかは分からないんですが、キツい時に移動しなくて済んでよかったです。

 

さっき内診も終わったよ。
今、子宮口1.5㎝だってー。
さぅ
(えーっと。確か10cmで子宮口全開だったっけ。)
まだまだかかりそうだね。何かして欲しいことある?
とりあえず腰さすって!
うっ、また来た・・・。
すぅ~~〜~~。はぁ~〜〜~~っ。(深呼吸)
さぅ
こ、こうでいい???

 

背骨のつけ根あたりに手をあてて上下にさする。

「さする」って飼い犬の頭を撫でるみたいな雰囲気出ちゃうんですが実際はめちゃくちゃ力いる。

すぐに汗がにじんできて速攻シャツは脱ぎ捨てた。

でも効果があるようで少し痛みが和らぐらしい。よかった!

 

そして、あいた手で妻の手を握ってやる。

握力計の気持ちを瞬時に理解した。

 

分娩処置室の様子。

それにしても分娩処置室ってドラマでよく見る手術室みたいなのとは全然違う。

手術灯とモニター以外はただの病室。

壁側に小さなテレビがあってZIP!が流れていた。今日も水トちゃんは可愛い。

 

 

妻のお腹には息子と子宮の様子を監視するモニターが付けられていました。

すると、突然モニターから警告音が!

 

 

な、何事!?!?!??!?

何かヤバいのか? と思い秒でナースコールを押すとすぐに助産師さんが駆けつけてくれた。

でもなぜか助産師さんは余裕の表情である。

 

部屋にいなくても私たちは常にモニターしてますから大丈夫ですよ~。

 

あ。そういうものなのね。そりゃそうか。

遠隔でモニター出来ているからか序盤は看護師さんも不在がちで夫婦2人だけの時間が割とありました。

 

さぅ
やっぱり今日、生まれるのかな?
こんなに痛いのにまだだったら困るよ。
今だってお腹が痛すぎて何も食べられないし・・・。
これで生まれるの明日だったら耐えられない。

 

で、ですよねーーーーーーー。

 

しかしこの時の痛みはまだまだ地獄の始まりに過ぎないのであった。

 

本格的な陣痛との戦いはここから始まる。

 

さぅ
長いのでここで一旦切ります。

 

それではまたっ! See You Again!

次回を読む

前編の続きです。[sitecard subtitle=地獄の始まり編。 url=https://www.pierohowtolaugh.com/firstbirth01/ target=] 前編の出産レポのあら[…]