どもども! さぅです。
僕たち夫婦は今、家づくりをしています!
この家を建てる。カテゴリではクラシスホームで建てる家づくりの軌跡を物語形式で綴っています。
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どもども! はじめまして!さぅ(@Sau_IamPiero)です。僕たち夫婦は今、家づくりをしています!これが本当にただただ楽しい。このエキサイティングな体験を自分の備忘録として残すため。あわよくば誰かとこの興奮をシェアする[…]
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前回までのあらすじ。
土地とクラシスホームとの契約を無事終えた僕たち。
しかし、契約も終えたその日。
「リビング階段をやめ、中庭のカタチも変えたい。」とこれまでのプランを無に帰すお願いをしてしまうのだった。
キッチンとダイニングテーブルの配置問題。

なぜ、間取りを白紙に戻すことになったのか。
その理由を説明するために、少し時を戻そう。
話は♯17.修正プランと土地買い付け。で修正プランをもらった時に遡る。
コストダウンを図り見直しもした修正プラン。
要望をぎゅっと凝縮し、さらにブラッシュアップした素晴らしいプランだった。

書斎がキレイさっぱり排除された点だけは絶対に許せないが、概ねこれでよさそうだ。
あとは微調整さえすればパーフェクト。もうこれでいい。いや、これがいい!
そんな風に思っていた。
ところが。


だけ・・・ど・・・???
なにその言葉尻超こわい。


キッチンとダイニングテーブルがくっついているのがイヤなんです。
なん・・・だと???

爆弾発言きちゃってるぅぅぁぁぁーーーっ!!!
あぁー、でもそっか。
そう言えばこれまでの間取りはキッチンとダイニングテーブル離れてたもんなぁ。

うーーーーーーーーん。
でも横並びにするメリットも多いんで最近人気ですよ?
そう言うと、ダイニングテーブルとキッチンを横並びにするメリットを教えてくれた。
- 配膳・片付けが楽
- 机で作業しててもコンロが視界に入る
- すぐ座れる
- 要するに、家事導線が短くなって楽チン
ほほぅ。ズボラの民の僕からしたら、ぜひ取り入れたい仕様じゃないか。
でもね。僕、知ってるんだ。
こういう時の妻はテコでも動かないということを。

テーブルからキッチンが見えるのもちょっと・・・。
妻はこういう時、理屈で攻めても無駄だのだ。
なんかイヤほど説得しづらいものはないので、ここは潔く諦めることにした。
打開策を探る。
でもなーーー。間取り図を見ても削れるスペースなんてないぞ?
すべてがギリギリのバランスで収まっているように思える。

ダイニングテーブルを離すと通路がなくなります。

この間取りのまま離すのは無理ですね。



そう。他にも動かせない理由がそれぞれあるのだ。
改めて、妻に要望を言ってもらった。
- ペニンシュラキッチン
- キッチンとダイニングテーブルは離す
- できれば横並びもイヤ
- ダイニングテーブルは最低でも150㎝幅以上のものを置きたい
- 冷蔵庫はキッチンのすぐ隣で振り返らなくてもいい配置
- パントリーが廊下とキッチンに繋がっている
- パントリーももっと大きくしたい
- キッチンから中庭が見える
- キッチンの後ろに収納棚
スススストップッ! ストーーーーーーーップ!!!
要望多すぎない???
落ち着けー。つまりどういうことだってばよ。
あ、これ無理ゲーだわ。
どう考えても物理的に長さが足りない。
青線の8mの中にすべて収めなければならない。
待てよ。それぞれに必要な長さはどれくらいだ?
- パントリー・冷蔵庫(1m50㎝以上希望)
- キッチン(2m50㎝)
- 通路(1m)
- ダイニングテーブル(1m50㎝)
- 通路(1m)
- 畳スペース(2m)
- 合計:9m50cm
あかん! 最低でも1m50㎝オーバーしとるやんけ。
あちらを立てればこちらが立たず。完全にデッドロック状態。
それにしてもコの字の家ってダイニングテーブルを動かしようのない融通のきかない子だなぁ。
僕の要望。またしても風前の灯火に。
・・・このままじゃマズい。妻のことだ。
次はアレに目をつけてくるに決まってる・・・!

いっそ畳スペースやめちゃう?
ほーーーらねっ!!!
そう来ると思ったぜ!!!(吐血)
書斎に続き、畳スペースまで!!!
このままじゃ! またしても!! 僕側の希望が!!! 犠牲になってしまう!!!!!

あの・・・今だけは同調しないでもらっていいすか???
よくない。よくない。よくない。よくない。よくない。この流れはよくない。
このまま僕の希望が抹殺される流れだ。
な、ななななんとかしなければっ!!!
今度こそ、死なせない。君(畳スペース)のことは必ず守ってみせる!
・・・やっべ。何も思いつかねぇ。
となればひとまず今は撤退じゃっーーー! しばし時間稼ぎさせてもらうぜ。


こうして僕は、クラシスホームから撤退した。
上手くいかず悩んでいる人は諦める前に「逃げる」という選択肢を一度考えてほしい。
「逃げる」ことは時に勇気ある素晴らしい選択肢だ。それが思わぬ突破口に繋がる時もある。
そう、逃げるは恥だが役に立つ。ってね。
そして黒歴史へ。
ひとまずは時間稼ぎに成功した僕。
このまま書斎も畳スペースもない家にはさせんぞ。寝ても覚めても間取りのことを考えまくり、そしてよくない方向にスイッチが入った。
あろうことか自分で間取りを描き出す暴挙に出る。
階段ズラしてーーここをこうすればーー。
畳も書斎スペースも守られるじゃねーかっ!
僕ってもしかして天才!?? とか思ってた。やめとけよっ!!!
建築をかじったこともセンスもないただのズッブズブの素人のくせにね。
もうね。マジで一度プロに謝れ。
なに色付けして完成度高めてるんだよアホか。
それだけじゃあきたらず、その「さいきょうまどり」をクラシス営業にメールで送りつける始末。
もちろん構造上の理由でソッコーでボツでした。
やっと我に返ったよ。
設計はただ間取りを組み合わせているだけじゃないんだよ。センスも経験も必要なお仕事。
中も外も壮絶な計算とバランス感覚をもって作り上げていくシロモノなのだ。
みんな、間取りはプロと相談しながら作ろうな。
そんな紆余曲折の末に僕たちはプランBに辿り着く。
それが「リビング階段をやめ、中庭のカタチを変える」方法だった。
それではまたっ! See You Again!
どもども! さぅです。僕たち夫婦は今、家づくりをしています!この家を建てる。カテゴリではクラシスホームで建てる家づくりの軌跡を物語形式で綴っています。 1から読みたい人はこちら。[sitec[…]