どもども! さぅです。
僕たち夫婦は今、家づくりをしています!
この家を建てる。カテゴリではクラシスホームで建てる家づくりの軌跡を物語形式で綴っています。
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どもども! はじめまして!さぅ(@Sau_IamPiero)です。僕たち夫婦は今、家づくりをしています!これが本当にただただ楽しい。このエキサイティングな体験を自分の備忘録として残すため。あわよくば誰かとこの興奮をシェアする[…]
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前回までのあらすじ。
2社から土地の候補地リストをもらったものの有望株ゼロ。これは事件だ。
でも・・・でももしかしたら実際に土地をこの目で見たら印象も変わるかも!
候補地の偵察に向かう僕たち。奇跡よ起きろっ!
土地探し地獄をドライブ。
もらった10以上の候補地全制覇はさすがに骨が折れるので前夜にGoogleストリートビューで予習してさらに厳選!
選ばれし5ヶ所の候補地を妻としらみ潰しにしていくぞ。
気分はマッチングアプリで初顔合わせする感じ。まぁマッチングアプリなんて使ったことはないけど。
ところが。

そのどれもが。

まったく。

ぜんぜん。

住みたいとは思えなかった。

どこもダメだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
土地はお値段通り。
この日実感したのは土地の値段は合理的に決まっているということ。
不動産には相場はあっても定価はないけど安い土地には安い理由がある。
安い土地を見たあとだと高い土地は超便利&超キレイなべっぴんさんに見えてくる。
土地が相場より安くなる要素はこんな感じ。
- 駅から遠い:電車通勤だと辛い。大人はまだしも子どもはキツい。
- 事故物件:火事や事件などのあったところ。
- 平地じゃない:見た目安くても整地費用がとんでもなくかかることも。
- 変形地:デメリット多いので要注意。その土地への理解が求められる。
- 不人気地:長いこと売れ残っている土地。それだけの理由がある。
- 山や丘の上:ゴーストタウン化するやも。車でないとどこ行くにも辛い。
- 土地に面した道路が狭い:駐車時や対向車が来た時などに地獄。
組み合わさるとさらに値段は変動する。
隣接する土地なのに百万円単位で値段に開きがあることもザラ。
いや、ちゃんと分かってるよ?
みんな考えることは同じなんだから逆をいけば大穴狙えることくらい!
でもなーーー。
そうはいっても電車通勤だから駅から遠い土地じゃ定年退職するまで後悔するしなーー。庭広すぎるのも外構とか手入れ大変そうだしなーー。過疎化する未来が見える土地も避けたいしなーー。駐車場入れづらいのもしんどいしなーー。でも予算だってこれ以上は上げたくないしなーー。

いや・・・。
そんなことはないはずだ!!
街を走れば「ここなら住みたい!」って思えるような土地に建っている家で溢れてるもん!
今はたまたま出会えてないだけ!
いつかみんなみたいに理想の土地に出会えるはず!
えぇ。
彼氏ができない理由を考えて悶々とする月9ヒロインのような思考に陥ってたけど何か?
きっと月9ならこのタイミングで挿入歌にofficial髭男dismがかかってヒロインが雨の中泣く。
はぁっ・・・。
あれよぉぉぉぉぉぉ土地いぃぃぃぃぃ・・・!(地面を殴りながら)
まずいぞーー。
この流れ「見つからないまま数年経っちゃった☆」とか普通にありえそう・・・。
何か手を、手を打たねば! ハウスメーカーにも候補地をどんどん探してもらおう!
いやでも休みが合わない僕たちが「ハウスメーカー→土地→ハウスメーカー→土地」なんてやってたらどれだけ時間かかるんだ?
自問自答の末「自力で探す」ことにした。
建築条件付き土地という悪魔。
四六時中スマホでSUUMOやat homeといった不動産サイトをスクロール。
休日にはネットに出ていない売地の看板を求めて希望エリアをぐるぐる徘徊。
条件に合う土地がヒットしたらその場で問い合わせの電話をし土地情報を入手する。
そんな毎日が幕を開けた。

自分で見つけたよー。
みたいな武勇伝を聞いて「強者だなー。」なんて涼しい顔をしていたのはもう過去。武勇伝を語る側に回る所存です!!
だけどそれでもない! 探しても探しても一向にない!
たまに「いいじゃん!」と思う土地はあっても九分九厘予算オーバーor建築条件付き土地。
中にはすでに申込が入っている土地まである。
いや売れたんなら片付けとけよクソがッ!!(狂乱)
建築条件付き土地がうざい。
特に曲者だったのが建築条件付き土地。
「僕(土地)と契約して○○ホームで建ててよ!」という住宅メーカー指定の土地のこと
この建築条件付き土地は住宅との抱き合わせ販売なので比較的価格が安めに設定されていることが多い。
どうしても魅力的に映ってしまう。
分譲地という宅地でなかった土地を造成・区画整理した土地もほとんど建築条件付き。
・ インフラ整備済み
・ 統一感のある街並み
喉から手が出るほど欲しい・・・!
そんな僕らを嘲笑うかのように記される建築条件付きという文字。
だんだん【建築条件付き】という6文字がテンションを上げては落とす悪魔に見えてきた。
このたった6文字に、何度も何度も絶望の淵に叩き落とされる日々が続いた。
検索エリアを広げ、悪夢のようなルーティーンは続く。
毎週毎週ノロノロ運転でぐるぐると徘徊する僕は控えめに言って不審者だったと思う。
そして時は流れ・・・。
日差しがアスファルトを焦がす季節がやってきた。気がつけば2ヶ月弱が過ぎようとしていた。
その間、めぼしい土地は特になかった!!
清々しいほどの戦果ゼロ。
ははははははははははっ。ははっ・・・。
パトラッシュ・・・。僕はもう疲れたよ・・・。
悪魔のささやき。
どこからかささやきが聞こえてきくる。



どんな土地だって用意してあげられるよ。


この土地を手にした者は指定のメーカーで建てる使命を課されるんだ。


君の望みはなんだい?



でもそれで救われるんだよ?
それはとっても嬉しいなって思わない?

建築条件付き土地にそそのかされないで!
こうして妻の鋼の意志により建築条件なしの土地を探し続けた。
主に僕が。
それではまたっ! See You Again!
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